2021/05/22 13:36
シャワーだけでなく、湯船に浸かることがいいとされている理由。
お風呂につかるのがいい、と一口に言ってもなにがどういいんだろう?
なんとなく理屈はわかるけど、本当になんとなく…。
ということで、色々調べてみました🧐
そもそも、入浴の本来の目的は体を清潔に保つこと。
その点においてもシャワーより入浴する方が適している理由についてお話しようと思います。
シャワー=洗い流すことに特化しているため表面の汚れを落としやすい。
入浴する=角質や余分な皮脂がふやけることで、汚れそのものがやわらかくなり剥がれ落ちやすくなる。
湯船に浸かった場合、てのひらでやさしく肌を撫でるようにするだけでも十分に汚れが落ちるそうです。
また、温める事で古くなった皮脂を落としやすくなるという利点も。
忙しくて時間のない時はシャワーでも事足りますが、15分だけでも湯船に浸かる時間を設けるとたくさんのメリットがあります。
☞お湯につかることで体が温まって血流がよくなり、体の中の不純物(老廃物、疲労物質など)が適切に排出されやすくなる。
☞水圧がかかることで下半身に溜まった血液が心臓に戻る『静水圧作用(じょうすいあつさよう)』によって血流が改善される。
☞改善された血流によって免疫細胞が全身をめぐりやすくなることで免疫力向上が見込める。
☞水の浮力で、日ごろ体にかかっている重力の負担が減る。
など。
それから、スムースに眠りにつくためにも一役買ってくれます。
じょうずに眠るためにはまず、内臓や脳などの『深部体温』を上げ、そして急激に下げることが有効とされています。
入眠前の儀式として有効なお風呂の入り方のポイントとして、いくつか大事な点があります。
まずは入る時間。
お風呂で上がった体温がぐんと下がることで、体は就寝モードへと切り替わります。
それには眠りにつきたい時刻の90-120分前ほどに入浴をすませるのが効果的。
その際、お湯の温度は38-40℃がよいとされています。
人によってはぬるいと感じる温度での入浴は、副交感神経が働いて精神的にも安らぎ、体の活動も穏やかになります。
反対に42℃以上では交感神経が刺激され、体は活動的な状態になります。
朝すっきりしない時は、少し熱めのお湯に浸かるかシャワーをするのも一つの手です。
ただし42℃よりも高い温度は体への負担がとても大きくなるので控えましょう💡
適切に入浴することは、より健康的な毎日を送るのにとても有効です。
次はバスソルトを使用して入浴した際のメリットについてお話しようと思います☺